Square ターミナルとレジスター、迷ったらコンセントと電波で決める

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Square ターミナルは39,980円。Square レジスター(第2世代)は99,980円。

差は6万円です。

どちらもICカード、電子マネー、タッチ決済、QRコード決済に対応していて、決済できる種類で比べると差がつきません。比較サイトの表を眺めていると、高いほうが高機能なんだろう、で終わりがちです。

公式の比較表とヘルプを読み比べて分かったのは、6万円の差の正体が「機能の多さ」より「置き場所の自由さ」にあることでした。迷ったら、コンセントと電波で決めればいい。

6万円の差は、動けるかどうかの差

公式の比較表から、選ぶときに効く行だけを抜き出します。

Square ターミナルとレジスター(第2世代)の違い(2026年10月25日時点)

  • 価格: ターミナル39,980円(12回払いなら月3,332円)、レジスター99,980円(24回払いなら月4,166円)
  • 電源: ターミナルはバッテリーで動き、コンセントからの給電もできる。レジスターはコンセントが必要
  • インターネット: ターミナルはWi-Fi(別売りのハブでイーサネットも可)、レジスターはWi-Fiかイーサネット
  • レシート: ターミナルは本体で57mm幅の感熱紙が使える
  • 電波が切れたとき: ターミナルはスワイプでのオフライン決済に対応。レジスター(第2世代)は対応機種の一覧に載っていない

出典: Square「Squareのハードウェアを比較する」、Squareヘルプセンター「オフラインモードでカード決済を受け付ける」(記事7777)

並べてみると、性格がはっきり分かれます。ターミナルは、持ち運べる1台で全部が完結する端末。レジスターは、コンセントとネット回線がある場所に据えて使う端末です。

コンセントがない場所なら、ターミナル

1つ目の分かれ目は電源です。

レジスター(第2世代)は、比較表に「コンセントが必要です」と書かれています。イベントの出店、マルシェ、キッチンカー、訪問先での集金。コンセントを確保できるか分からない場所で使うなら、ここで候補から外れます。

ターミナルはバッテリーで動きます。テーブルの上で決済して、そのままレシートも出せる。屋外の出店で使うことを考えると、この「1台で完結する」が地味に効きます。イベントでの使い方はイベント出店の記事に、キッチンカーで使うときの店舗の分け方はキッチンカーの記事にまとめています。

電波が切れる場所でも、ターミナル

2つ目の分かれ目は、比較サイトではあまり触れられていない部分。

Squareの決済は、基本的にインターネットにつながっていることが前提です。ただ、回線が落ちたときのために「オフライン決済」という仕組みがあります。このオフライン決済にスワイプで対応している機種として、ヘルプに名前があるのはターミナルで、レジスター(第2世代)は一覧に載っていません。一覧にあるのは、レジスターの第1世代のほう。

オフライン決済には、条件もある。電波がない間に受けられるのは、カードを溝に通すスワイプだけ。ICカードの差し込みも、タッチ決済も、電子マネーもQRコードも止まります。そして、24時間以内、遅くとも72時間以内にネットにつなぎ直さないと、受けた決済は期限切れになる。

もう1つ。オフライン中に受けた決済が、あとで承認されなかったり期限切れになったりした場合、その責任は店が負います。電波が途切れがちな場所で使うなら、オフライン決済はあくまで非常用と考えたほうが安全です。どんな形で売上が消えるかは、オフライン決済で売上が消える4つのパターンに書きました。

コンセントと電波のアイコンを境に、道が2つに分かれているイラスト
コンセントと電波、どちらか一方でも怪しいならターミナルの道へ。

レジスターを選ぶのは、カウンターが動かない店

では、レジスターはどんな店のためのものか。

答えは、レジの場所が決まっていて、そこにコンセントとネット回線がある店です。カフェや小売店のカウンターのように、毎日同じ場所で会計する。レジスターはイーサネットの有線接続にも対応しているので、Wi-Fiが不安定な店舗でも回線を有線で確保できます。公式の比較ページでも、忙しいカウンター向けのオールインワンのPOSレジと紹介されています。

値段の壁が気になるなら、24回払いで月4,166円という選び方もある。

逆に、どちらも高いと感じるなら、Square リーダー(4,980円)を手持ちのスマホにつなぐ始め方もあります。ただし、今のリーダーはオフライン決済の対応機種の一覧に入っていません。電波が不安な屋外では、ターミナルとの差がそのまま出る。

コンセントと電波、どちらかが怪しい場所で売るならターミナル。どちらも確かなカウンターで売るならレジスター。

決める前に、売る場所を1つ思い浮かべてください。そこにコンセントはありますか。電波は届きますか。答えが端末を決めます。

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出典: Square「Squareのハードウェアを比較する」、Squareヘルプセンター「オフラインモードでカード決済を受け付ける」(記事7777)。いずれも2026年10月25日に確認。価格は確認時点の公式表示。

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