Squareの「Googleで予約」は、ブースや間借りの店では使えない

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72時間と、1週間。

この記事を書くためにSquareのヘルプとGoogleのヘルプを並べて読んでいたら、同じ「予約ボタンが出るまで」の話なのに、待ち時間の書き方が違っていました。

Googleマップや検索結果から予約を受けたい。Square予約の「Googleで予約」は、そのための機能です。ただ、読み込むほど、使えない店がはっきり書いてあることにも気づきます。

Square予約のフリーでも使える

最初に、良い知らせから。

Squareのヘルプで対象になっているのは、Square予約のフリー・プラス・プレミアムの登録者です。フリーでも使えます。

前提は2つ。Square予約でオンライン予約を有効にしていること。Googleにビジネスを登録していること。

有効化の前に、住所を1字ずつそろえる

手順そのものは短いです。Square データの [予約] > [オンライン予約] > [チャネル] と進んで、[Googleで予約] の横の [はじめる]。Googleアカウントでログインしたら、[有効化をリクエスト] > [リクエストを確認] で送ります。

その途中に、1つ確認が挟まっています。Googleに登録した住所と、Square予約の住所が一致しているか。

番地の書き方、建物名の有無、「丁目」を数字にしているかどうか。同じ場所を指していても、2つの画面で表記がそろっているとは限りません。リクエストを送る前に、両方の画面を並べて見ておくのが早いです。

72時間で出なくても、Googleは「1週間以内」と書いている

Squareのヘルプには、こう書かれています。72時間たってもGoogle上に予約オプションが出てこない場合は、住所とGoogleのビジネスに関する制限を確認してください。

Google側のヘルプを開くと、書き方が違いました。予約プロバイダを選んだあとの説明が「予約プロバイダは 1 週間以内にビジネス プロフィールに表示されます」。

どちらが正しいという話ではないと思います。Squareは「このくらいで出るはず」、Googleは「このくらいまでには出す」という書き方なのかもしれません。

ただ、3日目で慌てて設定をいじり直すと、何が効いたのか分からなくなります。72時間で出なくても、1週間までは待つ。その間に住所だけ見直す、が落ち着いた順番です。

ブースや部屋を借りている店は、対象外

ここが一番、読み飛ばされやすい一文。

Squareのヘルプの手順の最後に、こうあります。「事業を運営する店舗のオーナーさままたは賃借人が『Google で予約』をご利用になれます。」そのすぐあとに、「ブースや部屋の賃借人は対象となりませんのでご了承ください。」

店舗の建物や区画を自分で借りているなら対象です。店の中のブースや、1部屋だけを借りている場合は対象外。シェアサロンの1席、美容室の面貸し、レンタルスペースの1室で開いている教室。個人で始める人ほど、ここに当たりやすいはずです。

では、その人はGoogleマップから予約を受けられないのか。

代わりの道として、Googleのビジネスプロフィールには「予約リンク」という欄があります。自分の予約ページのURLを貼るだけの仕組みで、Googleのヘルプによれば、予約などのリンクはカテゴリごとに最大10個まで追加でき、複数あるときは上に出す「優先リンク」を選べます。追加する場所は、プロフィールの [予約] から [リンクを追加]。

上は一軒の店舗から地図のピンとカレンダーへ、下は建物の中のブースからリンクのアイコンとカレンダーへ、道が2本に分かれている図
入口は2つ。どちらに立っているかは、借り方で決まる

貼るURLは、Square予約の予約ページのもの。[予約] > [オンライン予約] > [チャネル] の [予約フローを既存のサイトに追加する] から [URLを入手] で取れます。自分のサイトに置く方法も含めて、予約ページの置き方は3つあります。

ここで1つ、僕にも答えが出ていないことがあります。予約リンクの欄が、どの業種のプロフィールに出るのか。Googleのコミュニティでプロダクトエキスパートが答えていたのは、カテゴリごとに出る出ないは公表されていない、ということでした。欄が見当たらなければ、プロフィールのカテゴリが店の実態に合っているかを先に見直すことになります。

そもそも、ブースや部屋を借りている人がビジネスプロフィールをどう作るかは、Googleのガイドラインの話になります。この記事では踏み込みません。プロフィールの整え方から相談したい場合は、MEO対策のほうで受けています。

Google経由の予約は自動で入り、キャンセル料は取れない

使える店にも、知っておきたい制限があります。

Googleから入った予約は自動で承諾されます。承認してから受ける、という運用はできません。

Googleで予約では効かないもの(2026年9月28日時点)

  • 1回の予約で複数のサービスを選ぶこと
  • 前払い・無断キャンセル対策による予約の保証
  • 無連絡キャンセル手数料
  • クラス(グループレッスン)の予約

出典: Squareヘルプセンター「Square 予約で『Google で予約』を設定する」(記事6567)

キャンセル料で当日の穴を埋めている店だと、Google経由の予約だけが、その仕組みの外に置かれることになります。

開けないという判断もありです。予約はSquareの予約ページだけで受けて、Googleには予約リンクで案内する。Googleで予約を入れるかどうかは、キャンセルがどれだけ痛いかで決めていいと思います。

止めるにも、48時間かかる

やめたくなったときは、[予約] > [オンライン予約] > [チャネル] の [Googleで予約] で [管理] > [無効にする]。

反映までは、最大48時間かかります。始めるときは72時間か1週間、止めるときは48時間。Googleとつなぐものは、どちらの向きにも少し時間がかかるようです。

Googleで予約を使えるのは、店舗を借りている人まで。ブースや部屋の借り主は、予約リンクで入口を作る。

Googleからの予約も、入ったあとはSquare予約の中で同じように扱われます。予約の通知が届かないときに見る場所と、ダブルブッキングを防ぐリソースの設定も、あわせて確かめておくと安心です。

Square 予約の無料アカウント作成はこちら(公式サイト)

出典: Squareヘルプセンター「Square 予約で『Google で予約』を設定する」(記事6567)、Google ビジネス プロフィール ヘルプ「サービス提供事業者経由で予約を設定する」「ローカル ビジネス リンク」、Google ビジネス プロフィール コミュニティ「Google予約、予約リンクが設置できる業種を教えてほしいです。」。いずれも2026年9月28日に確認。

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